今は
昔。
未だ・・・何処?ヒツジは息切れキュウバタンッ。羊を飛び越えぴょんぴょん、オサル。そんなオサルの頭にポンッとのっかりゃ、高らかにコケコッコー。鳴くはオトリサマ。
ああ、今、何処?すべてがタイムリーであらねばならぬ世の中で、こんな感じが私にとっては心地よい。今、ここ、今これ、今こんなこと。今のすべてををさらけ出す。私には、
オドロシオソロシ。というよりはまあ、追いつかないのね。毎度毎回、さまざまなことが周回遅れの性質なので。
やっとこさ
申。
さて、ベビーカーエクササイズの
続き。
イオンに向かう途中、ベビーカーの中で
眠ってしまうこともよくあったチョロ助。ハハはよっしゃあっ!と
小さくガッツポーズ!まあ、それを
狙って、眠りそうな時間帯に散歩がてら、イオンへ行くこともあったのだけれど。
でも、
問題は
ここからだ。
冬場は当然、寒風にさらされているので、ダウン着せてベビーカーに乗せて、さらに上にフリース地のひざ掛け+ウインドブレーカーをかけて出かける。
外ではそれでちょうどいいのだが、イオンの
中は
ぬっくぬくの暖房がかかっている。この重装備のままでは汗
だらだら、風邪ひきさんになってしまう。入り口付近でまずは、ひざ掛け+ウインドブレーカーをゆっくりと
外す。これも
慎重にやらないとならない。ちょっとした
揺れで、もぞもぞっと
動き
始めるからだ。ここで起きなければ
第一関門、突破。突破したからといって喜んではいられない。ここで、
ピンポンパンポーンジャンジャガジャカジャカジャンジャカジャカジャカお知らせもしくは、にぎやかな音楽が
鳴り始めたら
アウトである。赤ちゃんはみんなそうかもしれないが、お店の放送にはかなり
敏感である。まあ元々イオンでは、放送や音楽が絶え間なく流されてはいるが、赤ちゃん連れになるまで全く気にならなかったなあ。
そう言えばこの間、朝9時くらいの店内音楽が、レディガガのBad Romanceだったな。お次は、ダウンを
脱がせないとならない。起こさないように
慎重に袖をひっぱり・・・、さらに腕をゆっくり抜こうとする・・・のだが、
やっぱり
起きちゃうのねぇ。そうよねぇ。
はあ・・・。今日
もダメだったか。
第二関門、突破できる確率は極めて
低い。
がっくり。そうなったら、もう
諦めるしかない。一瞬、目が覚めてもすぐにまた寝る、ということはほとんどなかったチョロ助。眠ったチョロ助をベビーカーに乗っけたまま、本屋さんで立ち読みしたり、ベビーカーを横に置いて、スタバでお茶したりするのがハハの
理想。でも、目が覚めている時は
無理な話。じっと立って本を読んでいたとしたら、ベビーカーをガタガタ
揺らしながら
暴れ出すか、
泣き出すか、ぐずぐず
大声を上げるか。スタバで座ってお茶なんて飲んでいたら、
動け動け動けぇ!とばかりに泣き
叫ぶ。
不満たらたらチョロ助。が、本当にたまぁにたまぁにたまぁに、第一・第二関門突破!という
ラッキーな日もあった。そんな日はスタバへ一直線。
実は、すごくすごくすごーく、どうしてもどうしてもどうしても、お茶がしたいっ!というわけではなかった。寝てくれたからには、
何かしないと!
ひとりでのんびり
何かしないと!というような、よくわからない
強迫観念のようなものに
押されるかのようにして、スタバへと足早に向かう。あの頃、
ひとりのんびりお茶をする、というのは
私にとって、
限りなく
贅沢な時間であった。すやすや眠っている隙にお茶をしに来るという人は多いのだろうか、そんな気配を察してか、あるスタッフの人がカップに
かわいいクマの絵と
「enjoy!」という一言を書いて渡してくれたことがある。粋な計らいであった。
ベビーカーを動かさず、置いたままにして、20分くらいはもったかなあ。そのうち
もぞもぞもぞもぞと動き出す。最初は、ベビーカーに足を引っかけて、ゆりかごを揺らすかの如く、
スイッスイッっと動かしてみるのだけれど、あまり効果は期待できない。人の声(子どもの声は覿面)、放送、音楽、それらが少しずつ
刺激となって、目が
覚めていくチョロ助。ベビーカーをのぞき込むと、オメメパッチリ、「なんだなんだどうなってんだ」という表情でかたまっている。が、ハハと目が合うともうダメ、完全にお目覚めでござる。起きてしまったら、席を立ち、またもや、ひたすら
歩く。ベビーカーを押してウインドウショッピングよろしく、
歩き
続ける。それでもだんだん
飽きてくるチョロ助。騒ぎ始め、泣き始める。ついにはベビーカーに寝ていられず、
おんぶとなる。そうやってウロウロすること2~3時間。またあの坂道を、よいしょよいしょっうんせうんせっと、ベビーカー押し押し、歩いて帰る。あの頃の、一日のベビーカー
走行距離は、
すごいことになっていただろうな。まさに
ベビーカーエクササイズ。いまじゃ、ついつい移動は車ばかり。そうすると、チョロ助も何かと車に頼りたがるので、なるべく遊ぶ場所まで歩き、電車やバスを使うようには心がけている。
免許を持っていなかったオババは、私をおんぶし、カエル姉さんの手を引いて、電車やバスを乗り継ぎ、毎日、オジジの実家まで通っていたことがあったという。東京生まれで東京育ちのオババからしたら、田舎のバスや電車を乗り継いで出かけるなんて、
不便で仕方なかっただろうな。しかも、せっかく来たバスに乗った途端、カエル姉さんが、
「おしっこ!」
よく
ある、よく
ある、
あるあるだけれど、きついなあ。とりあえずバスを降り、駅に戻ってトイレに入ってまた、
延々、バスを
待つ。そこまでではないけれど、チョロ助とふたり、電車やバスで外出すると、ちっちゃなことから大きなことまで、さまざまな
問題が
降りかかってくる。それに直面する度、落ち込んだり、疲れちゃったりするけれど、実際、自分で
歩くことで、わかることがたくさんあった。土地柄だったり、人の気質だったり、街の仕組みだったり、雰囲気だったり。車で通り抜けるだけでは、わからないな。
ぐるぐるぐるぐる。時計の針は
戻っては
進み、
進んではまた
戻る。
ようやっと
申。
うっきぃーさて、松の内、合羽橋ツアー。最後に向かうは銀座。目的は、目的は・・・。目的は?
何だったっけ?
銀座だもの、ぶらぶら歩いていれば、どこかには引っかかる。引っかからないわけがない。あるショコラ屋さんを目指して歩いていたら、別のショコラ屋さんの前を通りかかり、とりあえず入ってみたら、あ、辻口さんのお店だったのね。というわけで、お土産その1。ル ショコラ ドゥ アッシュのチョコ。

豆すけに、チョコを食べるか聞いてみたら食べるという。
「よく味わってね、よーく味わってね、
高いんだから」
ついつい、言わずにはいられない、言いたくなっちゃうこの
一言。高いからどうだという価値観は、私には
ないはずなのだが、滅多に買うことがない高級チョコレートを買った
身としては、ついつい、そんな
余計な一言を
添えてしまいたくなるのだ。そんな言葉を聞いていたのかいないのか、豆すけは、
パクッ モグッ ゴックン
特にコメント
なし。
一応、
聞いてみる。
「豆すけ、チョコ、
どうだった?」
「うん、うまかった」
素直でよろしい。私も食べてみたけれど、
「うん、美味しい」
豆すけと
同じ。
ちゃんちゃん。お店のスタッフの方が、ショーケースをのぞき込みながら迷っている私に声をかけてくれて、丁寧に説明してくれた。このショコラはこんな感じ、これはこういう風味、これはこんなところが特徴的でおもしろいですよ。へええぇぇぇ、おもしろいなぁ、食べてみたいなぁ。じゃあ、これはどんな感じですか?この組み合わせはこうでああで・・・
こういうやり取りが魅力的であり、ショコラ専門店の付加価値なのだろう。
お土産その2。合羽橋でたまたま見つけて入った和菓子屋さん、梅源のきんつばとお芋の甘納豆(というのかな)。

お土産その3。ペリカンのパン。

おそらく、前に行ってから10年以上経っている。以前、行った時、ガラガラガラっと扉を開けると、壁沿いの木棚にパンがズラズラズラッと並んでいた。その光景は、普通のパン屋さんとは全く違った光景。独特の雰囲気。ちょっとびっくりしたというか、パン棚の凄さに圧倒されたというか、そんな感じでしばらく眺めていたような気がする。そうこうしていると、眼鏡をかけて、エプロンをした男性が出てきて、
「これが何パン、これは何パン、」
とパンの説明をしてくれた記憶がある。何を買ったのかは忘れてしまったか、歯切れのよい生地の食感とまた食べてみたいなという思いが、頭の片隅には
残っていた。
合羽橋に行くのなら、じゃあ、ペリカンでもよる?と気軽な気持ちでいたら、なんと、予約しないと買えない状況というではないか。10年経つと変わるのねぇ。それとも私が行った時は、たまたま運がよかっただけかしら?
時間下町育ちのオババも食べていたというペリカンの食パン。時が経っても受け継がれ、受け入れられるというのは、本当にすごいと思う。奇をてらわず、同じものを同じように同じ質で
作り
続けてきたからこそ、なのだろう。
というわけで、予約して買いに行った私たち。14時くらいにお店へ行くと、あらすごい、パン棚は空っぽ。残っていたのは、私たちが予約した食パンくらいだった。私は2斤と山型半を購入。ああ、明日の朝ごはんが楽しみ。
ローズカフェのキャロットケーキ。

ちょうど私もPaoちゃんも、美味しいキャロットケーキが食べたい、焼きたいと思っていたころ。千さんが、ちょっと変わったキャロットケーキがあるよと、このお店へと連れてきてくれたのであった。
お土産その3。上野駅で購入した、パンダのメンチカツサンド。

いちごサンドとパンダメンチカツサンドが、チョロ助の翌朝の朝ごはん。

私の朝ごはん。ペリカンの山と角(というのかな)の端っこを分厚く切ってトーストに。分厚い時は縦横切れ目を入れて焼く。

キャロットケーキ。縦方向に切って、みんなで仲良く分配。

カエル姉さん大好き、甘栗。成田山のお土産。

豆すけのお下がりのラジコン。一時は興味を示すけれど、うまく動かないからか、気がつくと、放置されている。

このころは、木が気になって、枝も気になって仕方のなかったチョロ助。

散歩に行けば枝を拾い、落ちている花があれば枝に挿して、木を再現しようとする。
挿しては眺め、また挿しては眺め・・・。納得いくまで修正するチョロ助。

スコップを使って土を掘りたくて仕方がないのだが、花壇を荒らすとオババが怖い。でも掘りたい。そこで、オジジが使っていない植木鉢に土を入れてくれた。それを掘ったり、移し替えたりして遊ぶチョロ助。

土が散らかったので、オジジが箒で掃こうとしたら、今度はそれを貸してほしいという。掃除も好きよね、子どもって。すぐに飽きるけど。

そう言えば。
幼稚園?小学校?のころの豆すけ、
デッキブラシでひたすら、
ごしごしごしごしごしごしごしごし。
外の床を
磨いていたっけ。あの掃除ブーム、一体、
何だったんだ?
そんな豆すけ。お昼ごはんにカップラーメンを食す。

前は醤油しか食べなかったけれど、今もそうなのかなあ。
それはそうと、フード被るのやめません?
怪しいって、かなり。
チョロ助、まだ庭遊び中。今度は庭の植木に何やら咲かそうとがんばる。
花咲かじいさん?カエル姉さんが、紅茶教室で作ってきたティーバッグ。

よく見るとクマさんの形。クリオネじゃぁないよ。
豆すけおやつ。グラノーラ+牛乳。

ちょ、ちょ、ちょっとオシャレェェェェ。
どうしても豆すけにかまってもらいたいチョロ助。

豆すけがソファーに座れば隣に座る。それもぴったり体を寄せて。子どもってみんなそう。必ず体のどこかは、触れていたい。ぴったりくっついていることもあれば、ちょっと離れているけれど、必ず足先だけ、人の体に触れていることもある。
それがくすぐったいのよねぇ。
豆すけに相手にされなくなると、オババから小さなやかんやらフライパンやらを借りて、おままごとを始めるチョロ助。

夕ごはんはスクランブルエッグ。ちょっと甘めなところが好き。

もやしの上にたっぷり焼肉。

豆すけ、チョロ助、ふたり並んでごはんを食べる。

左利き同士、腕がぶつからなくて食べやすい。
この頃のチョロ助は組み立てブーム。

どこからかトイレットペーパーを引っ張り出してきて、何やら作り始めた。くまちゃんのベッドとか、そんな可愛らしいものではなかった気がする。
まだまだあるよ、ペリカンのパン。

長年、食べ続けられる理由は、やっぱり「飽きない」味、ってことなのだろうな。うーん、一番難しいな。だって、人ってすごく飽きっぽくて、我ままだから。そういう外野に振り回されないことが、肝要、なのだろうな。
朝ごはん。ペリカンの食パンのトーストと昨日の残り、スクランブルエッグ。

この頃のチョロ助は、ピアノ好き。今はね、よくわからん。

いい子を育てることは、尽く、興味を削ぐ、ってことにつながるってこと、わからんかねぇ。
冬散歩。近くの万葉公園へ。

木はかっこいい。特に、変化のある広葉樹は、眺めていて飽きない。立派な椎の木だ。

枝を拾って、落ちている花を挿して、再現遊び。

一本の木からやがて、林となる。

枝を持ち帰って、とりあえず、外の鉢に入れておく。

が、入れておくだけじゃ満足できないらしく、自分のイメージ通りにどうにかこうにか、再現しようとがんばるチョロ助。松ぼっくりがついている枝は、前の家のおじちゃんからの差し入れだ。

オババお気に入り、らぱんさんのパン。

このお店のおじちゃんも淡々とパンを焼き、淡々とレジを打つ。そうだからかはわからないが、パンの出来にムラがない。すごいな。
カエル姉さん、紅茶教室でハロウィン仕様の紅茶を買ったのに、年越しちゃった。少しもらって帰ることに。

夕ごはんは肉豆腐。

お肉もたっぷりだけど、豆すけ、チョロ助、私などなど、しらたき好きがたくさんいるため、しらたきが一番多いかも。
朝ごはんは、らぱんさんのパン。メロンパンとチョコデニッシュ。

シナモンロールと塩パン。

何故か、らぱんさんは、らぱんさん。どうしてもさん付けで呼びたくなる。どうしてだろう?オババがそうやって呼んでいるからかなあ。
はい、みんなで仲良く分割完了。

ご馳走様でした!
振り返ればあんなことそんなこと。
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